◆ムダ毛で嫌な思いをした実体験談 1:小学校の体育時間の鉄棒にて 好きな女子にムダ毛を触られる
こんにちは。管理人の鈴木ヒロシです。
私は2014年7月に医療レーザーでの足の永久脱毛をする事を決意しました。
ここに至るまでには、他のページでも紹介をしているような、いろいろな家庭用のムダ毛処理のグッズを買ったり、家庭用脱毛器を購入したりして、随分とお金の無駄にしてきました。
ここに至るまでにはいろいろなコンプレックスがあり、その中でも記憶に残っているものをいくつか紹介していきたいと思います。こうやって人に読んでもらう事、そして、そしてそれを根治する事によって、過去のコンプレックスを払っていきたい…という気持ちです。
読んでいて良い気持ちになるものではないかもしれませんが、興味のある方はお付き合いください。
ムダ毛で嫌な思いをした実体験談1:小学校の体育時間の鉄棒にて 好きな女子にムダ毛を触られる
私の体のムダ毛で一番コンプレックスになっているのが、足のムダ毛です。膝上も膝下も、両方かなり毛量があります。
この足のムダ毛が生えてきたのは、小学校の高学年の頃からです。
クラスの中には、私以外には、足に毛が生えてきているような友達は、自分が覚えている記憶の中では、サッカー部のKくん以外には、いなかったかと思います。
当然、足から毛が生えてくるなどという事は、まだほとんどが未体験の年齢なわけですから、先んじてそれに到達をした自分は、「他の子と違う」というだけで、すでに劣等感を感じていました。
足にムダ毛が生えてくるようになってから、体育の時間に短パンを履くという事がすごく嫌になりました。体育の授業や、運動会の集合の時などに、みんなで体育座りをして話を聞くとき等も、
隣の女の子が自分の足の毛を見て嫌な感情になっていないか…?あとで他の女子に、「鈴木くんって、すっごい足の毛が生えてたよ!」とか、話をされるのではないか…と思うと、本当に嫌でした。
春や夏の短パンでやる体育の時間というのは、本当に嫌なで、
「早く秋になって衣替えになって欲しい…長ズボンを履きたい…」
という事をいつも思っていました。
そんな感じで、いつも体育の時間は嫌な気持ちを抱えながらすごしていたわけですが、そんな中で、とある授業で、女子と男子が合同で共同作業をするというめずらしい事がありました。
この時点で、何だか嫌な予感はしていました。
その時間の授業は、鉄棒ができない生徒が逆上がりができるように、みんなで補助をして練習をしましょう!というものでした。
私は逆上がりが全く出来ないわけではなかったのですが、それほど上手ではなかったので、少数派の方の、補助してもらう方の班に入れられました。
補助してもらう方は鉄棒につかまって、ぶら下がり、足首をパートナーになる生徒に持ってもらう…というものでした。そしてこれが、どういうわけか異性に持ってもらうという事になり、男子は女子に、女子は男子に持ってもらうという感じになりました。
(※↑2014年の永久脱毛前の私の足の毛。小学生の時点でこの3分の1くらいは生えていた。)
私はもう、この話になった時点で、かなり嫌な気持ちになっていました。
なんなら今からお腹が痛いとか言って、保健室に逃げ込もうか…?という事も考えました。
ですがそういうわけにもいかず、結局のところ、女子とペアを組むことになりました。
そして、それぞれのペアが適当に決められました。
そして、そのときにペアになったのが、クラスの中でも人気者の美少女で、そして私が好きだった女の子のAちゃんだったのです。
普段から話をする時にはそれなりに仲良くしていて、向こうも私には別に悪い印象を持っていたわけではないと思います。
なので、普通に考えれば、それはすごく嬉しい事だろうと思います。
ですが、その時の私にとってみると、
「好きな女の子に、自分のムダ毛コンプレックスを見るだけではなく、手で触れられてしまうという」
まさに最悪の気持ちでした。
…自分の好きな女の子に、ムダ毛が生えて気になっている足首を持ってもらう。しかも、夏ですので汗をかいているわけです。こんなもの、絶対に触って欲しくないものです。
ですが、そんなことはお構いなしに、逆上がりの補助練習はスタートしました。
結果、私は好きな子に自分のコンプレックスに直接触れられるという精神ダメージもあり、その逆上がりの練習の内容もボロボロでした。
終わったあと、もう劣等感がマックスの状態になっているので、「Aちゃん、ごめん。」と、別に謝る必要もない事なのに、謝ってしまいました。
するとAちゃんは、
「うん、もうちょっとだったと思うから、頑張ればできるようになるよ!」
(※もちろん、上記はAちゃん本人の写真ではありません。イメージです)
と励ましてくれました。
…もはやなんというか、自分の男としてのプライドはもうズタボロでした。小学校高学年の心には、本当に痛い出来事でした。
あまりにも情けない思いをして、その日のことは本当に強く印象に残っていています。
授業が終わった着替え中、毛がない友達の足を眺めてうらやましいと思っていた事や、給食で大嫌いなアジフライが出て、「今日は嫌なことばっかりじゃんか…」と思っていた事を、20年以上経った今でも鮮明に覚えています。
これが、私が人生で初めて持った、ムダ毛が濃い事のコンプレックスです。
この後、逆上がりは頑張って人並みにできるようになりましたが、ムダ毛はどれほど念じても消えていきません。
私がムダ毛で嫌な思いをする人生体験は、ここからもまだまだ続きます。