私の小学校の頃のムダ毛による嫌な体験というのは、こちらの一番痛かった経験
>>ムダ毛で嫌な思いをした実体験談 1:小学校の体育で好きな女子にムダ毛を触られる
には及ばないものの、まだまだいろいろあります。
ほとんどの人が生えていない足のムダ毛というものが生えているヤツがいる…これはもう、小学生という年代にとってみると、絶対にクラスの中ではそのままスルーしない、格好のイジりネタですよね。
おそらく私自身が、すね毛がツルツルで、他の誰かが生えていたとすれば、おそらく同じように、間違いなくイジッていたと思います。
悪気のない小学生の世界の中なので、今思えばただの笑い話なのですが、これも私がもっと繊細な人間だったとしたら、結構傷ついていたと思います。
お笑い番組の「すね毛をガムテープでベリベリ」の標的にされる
お笑い番組の罰ゲームで、すね毛にガムテープを貼ってベリベリっと剥がして「うお~、痛い~!!」とやるヤツがありますよね。
↓雰囲気としてはこんな感じです。(※youtubeにこんな動画をアップしている人がいてちょっとビックリ。。)
基本的に、お笑い番組でやっていたネタというのは小学生にとっては翌日の話題になります。私もお笑い番組が大好きで楽しい事が好きなので、次の日にはよくそのネタで友達と盛り上がっていました。
ドリフ?だったか何かの番組だったか忘れましたが、その「すね毛をガムテープでベリベリ」のネタが放送された番組の翌日、縦横2メートルくらいの大きな紙を床に置いて、そこにみんなで貼り絵をする図工の授業がありました。
そこで座って作業をしていると、同じグループになった、クラスの中では面白くて人気者で、私ともけっこう仲の良かったS君が、早速私のすね毛に目をつけ、昨日のお笑い番組を真似てガムテープで攻撃をしてきました。
私は普通に痛いので「やめろって~!」というのですが、このやりとりが面白かったのか、逆に盛り上がってしまい、S君以外の友達も、ガムテープを持って私の足に襲いかかってくる状況になりました。
これについては、クラスの中でものすごくウケていたので、私もその場ではそこまで嫌な気分にはなっていませんでしたけども、それによって、私の気にしているすね毛というものが、クラスみんなに確実に知れ渡ったという事には、ガックリきていました。
途中から、「じゃんけんで負けたヤツね!」というルール変更を提案して、そこからは私一人の被害ではないように上手にごまかして切り抜けましたが、でも結局のところは、すね毛が生えているのは私だけですので、他の子は、テープを剥がされた程度の感覚しかありません。完全に不公平な遊びです。。
その日はすね毛だだいぶ抜けて、赤くなって膝下がかゆくなったのを覚えています。
ある意味、人生初の脱毛処理を、小学校の教室で他人の手で体験しました。
…以上が、私のムダ毛を遊びのネタにされた体験です。
今の小学生って高学年になれば身長も高いですし、女の子であればすでに「それ、もう完全に大人レベルじゃない…?」という胸の大きい子なんかもいたりしますよね。
そういった発育の良い現代においては、もはやすね毛ごときは、小学校高学年になってくれば、結構生えていて当たり前くらいのものだったりするのでしょうか?
まわりみんなが生えていれば、自分だけがコンプレックスにならずに済むのですけどね。。
ふと思いましたが、もしかすると、私がやられた「ガムテープでベリベリ」のすね毛抜き遊びも、今もしやったとすれば、モンスターペアレントさんがイジメの申し立てをしてしまうようなものなんですかね…?
いずれにしても、いつの世も「他人の体のコンプレックス」を笑いのネタにしたり、明らかな悪意を持って指摘する事などは、いけない事です。
笑っていたとしても、本人は傷ついているものですから。